若者に広まる「着物」


着物は昔から続いてきている日本の伝統的な衣装で、柄に関しても慣習に従って和風のものが圧倒的多数を占めていました。しかしながら昨今、日本の伝統文化が諸外国から注目され求められるようになって、若者世代も興味を持ちはじめて、このことから手に取りやすいポップな柄も作られるようになってきたのです。

特に人気が高いのが猫柄やウサギ柄といった動物がデザインされたもので、これまでの伝統的な着物にはなかったものですが、若者世代を中心に人気を集めています。これまでのものは伝統性を感じられる一方で、普段着として活用するにはやや難しく、値段の関係もあって興味を持っていても手が出せないことが多かったのです。それゆえリーズナブルでマジックテープなどを使って簡単に着ることのできる品が登場してきて、それに合わせて今までなかったポップな柄も出てきたのです。

さらに進んだものとしては洋服を掛け合わせて膝丈にしたり、レースやフリルを組み込んでロリータ風にアレンジしたものなど、新たな試みがはじめられているのです。こういったものによって今までは興味を示さなかった世代も手を取りやすくなり、日常的にも着やすくなって求めが増えてきています。

伝統は大切なものですが、需要がなくなれば廃れていってしまいます。それゆえさまざまな方面からアプローチするのがよく、こういったものをきっかけに興味を持ってくれる人が増えれば、活性化にも繋がっていくのです。